今まで、ものすごく頑張っていたひとが、何もかもが嫌になってしまい何もする気が起きなくなることがあります。燃えつきないまでも似たような経験をしたことのある人はいるのではないでしょうか。

頑張りすぎるのが、いけないのかもしれません。頑張ったぶんだけ必ず成果がでるわけではありません。ただどこかで頑張れば何とかなると思っている自分もいます。頑張るのはよいけれど、成果が得られるかは別問題だと割り切れればよいのです。でも成果が得られると思っているから頑張るのですから、そういうわけにもいきません。

燃えつきないためには、どうしたらよいのでしょうか。ひとつの物事にのめりこみ過ぎると燃えつきる可能性があります。燃えつきないためには、生活のバランスをとることが大切です。仕事だけでなく休息のための時間もしっかりと確保しましょう。

休息の時間は、ただ休むために使うのもよいですが、普段の仕事と違うことをするのもおすすめです。普段頭を使う仕事なら、休日は体を使う。論理的な仕事なら休日は音楽や芸術系のことを楽しんでみるなど仕事とは違うことをするのは、思ったほどには疲れませんし、長続きします。

そういったことをしていると仕事につながるアイデアが浮かぶこともあります。また家族と過ごす時間をつくるのもよいでしょう。家族と向き合う時間が自分の成長にもつながります。家庭が明るければ仕事での疲れも癒されるでしょう。

ひとはスイッチが入ったままだと壊れるのも早くなります。きちんとオンとオフをつくることで、生活のバランスもとれます。燃えつきないためには仕事以外の時間を作ることが大切です。

燃えつきる人は、自分に厳しい人、完璧を求める人がなりやすい傾向があります。できていることよりもできていないことが気になってしまうタイプのひとも注意が必要です。物事は、出来ないことの方が圧倒的に多いのです。努力すればすべてのことができるわけではありません。

できないことよりも、できたことを喜びましょう。自分に厳しい人は、他人にも厳しくなります。他人は、コントロールできないと思いましょう。ハードルを上げ過ぎて無理をしないことです。

できないものは、できなくてもよいと思えるようにしょう。責任感が強すぎるとできないのも自分のせいだと考えてしまいがちですが、自分を責めることはありません。きちんと仕事に取り組むのと、無理をして仕事に取り組むことは違うことを理解しましょう。

その他には、食生活や睡眠時間に気を配る習慣を身に着けてください。バランスの取れた食生活を維持して、睡眠時間を削らないようしましょう。生活が崩れると、体調にも影響が出ます。コンディションを常に意識していれば、多少の無理はこなせます。

コンディションが悪くなると無理がききませんから、そういうときに無理をするのが一番ダメです。コンディションの管理は、バランスの取れた食生活と毎日きちんと睡眠時間をとることです。多少でも無理をしたいのなら、しっかりと体調の管理にも気を使いましょう。