バーンアウトシンドロームとも呼ばれている。仕事などに一生懸命に取り組んでいた人が、思ったような成果が出ないことで、燃えつきたようにやる気がなくなり、今まで一生懸命に取り組んでいたことだけでなく、あらゆることに無関心になっていきます。
教師や、医師・看護師など、世間からの高い期待感がある仕事で長期間の対人関係などでストレスにさらされる職業で多く発生していると言われているが、それ以外にも会社の倒産や債務整理、リストラ、家族の不慮の死など短い期間で過度のストレスを受ける場合にも発生しています。
症状としては、会社・職場に行く気力がなくなってしまうことや、飲酒が増える、いつもイライラしている、怒りっぽくなるなどの症状から、対人関係や、その他の物事に関しても無関心、無気力になり、いつのまにか寡黙になって引きこもり最悪の場合には、自ら命を絶つこともあります。
燃えつき症候群になりやすい人は、先ほどあげた仕事についている人の他にも、仕事一筋のビジネスマンや、子育てを生きがいとしている母親にも起こりやすく高い目標をもって達成のために過度のストレスがある状態でも頑張っているひとがなりやすいと言われています。
また、生まれ持っている性格も影響するときがあります。たとえば完璧主義者は、仕事が順調なときはよいのですが、思うような成果が上げられなくなると、自信を失いやる気を一気になくすことがあります。責任感が強すぎる人も気を付けた方がよいでしょう頑張りが大きいほど、燃えつきたときの反動も、大きなものと成ってしまいます。
燃えつきたときには、じゅうぶんな休養を取ることが回復へつながっていきます。その他には、考え方を変えるなど心に関する面を見直すこと、生活のリズムや習慣を見直すことで体調を管理することが必要です。
心の面では、自分に厳しすぎないことです。いつも限界まで頑張るのではなく、頑張ってもできないことがあることを知る必要があります。まわりからの期待と自分のできることのギャップがあるときには自分のできる範囲で努力することです。過度に頑張ってしまう傾向がある人は注意しましょう。
体調面の管理も重要です。体調が悪ければ、耐えられないことも体調がベストならば、気力を維持できることがあります。睡眠時間や食事、運動などが特に影響を与えますので、しっかりと睡眠をとれるように、規則正しい食事と適度の運動は欠かさないことです。
心と体は、私たちが思っている以上に密接に関係しています。体が元気ならば、心も元気になります。まず体の元気を取り戻しましょう。体が元気になってくれば自然と心も元気になってきます。
また、定期的に休む日を設けることも大切です。こころ心と体をよいバランスで維持できるように気を付けてください。無理しすぎているなと思ったら少し休むことです。頑張りすぎると頑張った反動も大きくなって返ってくる可能性があります。
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