Authorbluefish2017

どうしよう?仕事や職場のことでうつになりそうなときの対処法

生涯に1度でもうつになる人の割合は15人に1人だそうです。発症はしなくとも、うつになりそうだった人はもっと多いはずです。職場が原因でうつになりそうになったとき、自分でできる対処法について書いていきたいと思います。

うつにならないための対処法には次の三つがあげられます

・考え方を変える
・食生活、睡眠などの生活習慣を見直す
・日光を浴びる

なぜ考え方を変えることで効果が期待できるのでしょうか。一つの考え方に固執すること自体がうつ病を引き寄せる原因になっている場合があります。

例えば、自分と他人の関係は、こうあるべきだと決めつけている人が、その通りにならなければ悩みや苦しみを感じるでしょう。それに対して、いろんな人がいるのだから、どうしても関係が悪い人がいるのもしょうがないと思えるかは大きな違いになります。

柔軟に考えることができるようになるためにはどうしたらよいのでしょうか。今までの自分とは違うことを意識して行うようにしてください。普段なら車を使うけれども、歩ける距離なら歩いて行く。家で食べる替わりに外食する。いつも食べるメニューではなく頼んだことのないものを選ぶ。いつもなら選ばない服を着て外出する。

毎日同じパターンの生活よりも、いつもと違うことをすると変化を受け入れやすくなってきます。脳が受ける刺激も多くなるはずです。最初は小さなことから初めていけば抵抗も少なく、そのうち大きな変化にも対応できるように変わっていくはずです。

完璧主義の人は、できなかったことを意識してしまいます。なぜできなかったのだろうとか、ここがダメ、あそこがダメとか。それよりも、できたことを意識して評価するようにしましょう。これができたし、あれもできた。頑張って、ここまでできたのだからと思うように考え方を変えましょう。

人間関係なら、確かにあの人とは上手くいっていないが、この人とうまくいっているからいいじゃないかと、思うことです。すべてのことができるわけではないと気づけば楽になります。

同じように目標を高くし過ぎると、できないことばかりが気になってしまいます。それより少し目標を下げてでも、できたことを評価するようにして下さい。

まわりの評価を気にしすぎない。まわりからの評価に合わせるために頑張るのは辛いはずです。自分の気持ちとは関係なく、まわりの評価は上がったり下がったりします。まわりの評価は自分ではどうしょうもないことなので気にしないようにしましょう。

生活習慣の見直しも大切です。自分のコンディションが心に及ぼしている影響を軽視してはいけません。一晩の深い眠りが、体だけではなく心の疲労もなくしてくれた経験を誰もが持っているはずです。

食生活も、ストレスがたまると食欲が無くなる場合や、逆に過食になることもありますが、バランスの取れた食事を規則的に取るように気を付けてください。睡眠と食事が不規則になると心のストレスに対抗する力が湧いてきません。

日光を浴びることも効果があるので、外に出て日の光を浴びるために活動する時間を作りましょう。散歩や買い物で外出するときに徒歩で行くのもよいでしょう。体を動かすことも効果がありますので、軽い運動を外で行うのも効果があります。

うつになりそうなときには、睡眠や食事、外に出る、軽く体を動かすなどしてコンディションを崩さないように気を付けると同時に、自分を追い詰める思考パターンをしていないか自己チェックしてみることが必要です。考え方、見方は、変えることができるし、悩みや苦しみの原因が自分の考え方かもしれないと気づけば、少しずつでもよくなっていくはずです。

職場の人間関係が自分に合わないと気づいたときの対処法

職場の人間関係ほど、やっかいなものはありません。人間関係が仕事に与える影響も大きく、気持ちよく働ける環境をだれしもが望んでいます。しかし人は皆違うため、ある人にとって居心地のよい場所が、その他の人にとっても居心地のよい場所になるとは限りません。

今の職場の人間関係が自分に合わないと気づいたときは、気づいたときがその職場に入ってまだ時間がたっていないのならば、自分を変える努力をしてみるのが一番よい方法だと思います。

基本的に人は相手を変えることはできません。相手を変えることができると思い込んでいるだけです。むしろそのような努力は逆効果になる可能性があります。他人を変えることはできません。自分を変えるしかないのです。自分が変わることで相手との関係も変わっていきます。

まずは、相手の気持ちを理解することです。相手がなぜそのような態度をとるのか考えたことはありますか。相手の立場になってみることも必要です。自分の立場だけで見ていることに気づくと今まで気づかなかったことに気づくこともありますし、相手の気持ちに感情移入しやすくなると思います。

自分の気持ちが変われば、変わった分だけ相手も変わっていく可能性があります。相手を受け入れなければ、現状はかわりません。自分が変わらない限り何も進展することはないのです。

もしも、長く勤めている会社で、この会社の人間関係が自分に合わないと気づいたのならば、どうしても我慢できないなら、転職するのも仕方がないでしょう。がまんできるのなら、できる限り、会社の人と関わらずに仕事を続けていく方法もあります。

人間関係が、がまんできなくて、自分を変えることもできないのなら、環境をかえるしか方法がありません。転職先として、できるだけ自分に合ったところを探してみましょう。人間関係で毎日悩むよりは転職する方がよいと思います。ただし、転職で最初から人間関係をつくるのも結構大変です。新しい職場が自分に合うとも限りません。そういうリスクも存在します。

がまんできるのなら、必要最小限の関係を維持するだけであとは、会社の人とは関わらないようにしていく方法もあります。別に宣言する必要はありませんが、他の同僚とは、一線を引く覚悟さえあれば、それも可能でしょう。

そのときでも、やらなければいけない仕事さえきちんとこなしていれば、誰からも文句を言われることはありません。合わないのに無理して合わせるよりは気分的には楽かと思います。

まずは、自分を変える努力をしてみてください。きっとすこしずつ環境も変化していくでしょう。それでも効果がなければ、そのとき転職を考えても遅くないと思います。だれでも働きやすい職場で働くことができれば、それが一番よいはずです。

事情があって転職できない人は、職場でのかかわりを最小限にして、仕事に打ち込む方がよいでしょう。人間関係は、仕事以外の場所で築けば孤独になることもありません。積極的に仕事以外で人間関係を築いくようにしましょう。

残業・休日出勤が多くてもう嫌だと思ったときの対処法

残業や休日出勤が多くてもう嫌だと思っているなら、転職を考えるのもよいかもしれません。もしも、あなたが、既に転職しようと思っているなら、そのときは、今の会社が嫌だと思っている内容を分析する必要があります。

・仕事内容が嫌なのか
・長時間勤務や休日出勤でしても、給料が少ないことが嫌なのか
・給料よりも、プライベートの時間が少ないことが嫌なのか

転職は、思ったよりも簡単にできるかもしれませんが、転職先で必ずしもうまくいくとは限りません。きちんと今の会社が嫌な理由を理解していないと同じことの繰り返しになる可能性があります。

また、転職して最初のお給料がもらえるまでは生活は苦しく、貯えがなければ一時的に「お金を借りる」という手段も取らざるを得なくなります。実際、私も転職したてでお金がない時、カードローンを一時利用して当座を凌ぎました。
(おすすめ借入先情報:http://ninnkinacardloan.com/aiful-examination/

今の仕事内容が自分に合わないで転職するなら、自分に合う仕事先を見つけてそこで働くことができれば、今までの会社と同じく残業や、休日出勤が多くても納得して働けるのではないでしょうか。しかし、労働時間に対して給料が少ないことや、労働時間が長いことが問題で転職をする場合には、解決は意外と難しいのです。

転職情報誌などで募集を出している会社は、基本的に仕事量に対して人手が不足しています。だから人を採用しようとするわけですから、労働時間は通常の会社より長くなると思った方がよいでしょう。また、募集を出している会社が皆そうだというわけではありませんが、退職者が多いのかもしれません。採用しても勤続年数短くして退職している人の割合が多い可能性があります。

一度採用するとなかなか辞めない会社は、退職などで人が辞めても新卒採用や、口コミや、従業員や取引のある会社からの伝手などで中途採用の募集をかけずとも人が集まるものです。そういう会社に入ろうとするには、何らかのコネがないと、人を採用しようとしているという情報さえつかむことが難しいのです。

そのため転職しても、同じようにハードワークの会社ということになりかねません。よく調べて応募しないと転職した意味もなくなってしまいます。残業がなく、休日も多い労働条件のよい会社は競争率が高く、中途採用にはハードルが高いと思います。

現在の会社で、残業や、休日出勤までしないと仕事が本当に終わらないのか、自分の仕事の組み立て方次第では終わらせることができるのか、考えてみてください。そのうえでやはり無理ならば、じっくりと時間をかけて希望の条件にあう会社をさがしてください。求人情報だけでなくハローワークや、友人、家族などの紹介も貴重な情報です。ここぞと思った会社には、自分から、アプローチするのもよいでしょう。

一方で、仕事内容が合わないのに長時間拘束されるのが嫌なら、自分に合った職業を仕事にするほうがよいでしょう。自分に合った仕事なら、長時間働いても苦にならないはずですし、伸びている会社であればあるほど長時間勤務は避けられないものです。

好きな仕事なら工夫することも苦になりませんから、効率的に仕事の段取りを組むこともできるようになっていきます。労働面の条件よりも、自分に合う社風かどうかなどの方が選ぶときには重要になります。社風は、働く人たちのよって作られます。社風があっていれば仲間もできやすいでしょう。

今の状況が嫌だからと言ってすぐに転職するのではなく、嫌な理由をよく考えてから行動に移すようにして下さい。

頑張りすぎて仕事で燃えつきないために気をつけたいこと

今まで、ものすごく頑張っていたひとが、何もかもが嫌になってしまい何もする気が起きなくなることがあります。燃えつきないまでも似たような経験をしたことのある人はいるのではないでしょうか。

頑張りすぎるのが、いけないのかもしれません。頑張ったぶんだけ必ず成果がでるわけではありません。ただどこかで頑張れば何とかなると思っている自分もいます。頑張るのはよいけれど、成果が得られるかは別問題だと割り切れればよいのです。でも成果が得られると思っているから頑張るのですから、そういうわけにもいきません。

燃えつきないためには、どうしたらよいのでしょうか。ひとつの物事にのめりこみ過ぎると燃えつきる可能性があります。燃えつきないためには、生活のバランスをとることが大切です。仕事だけでなく休息のための時間もしっかりと確保しましょう。

休息の時間は、ただ休むために使うのもよいですが、普段の仕事と違うことをするのもおすすめです。普段頭を使う仕事なら、休日は体を使う。論理的な仕事なら休日は音楽や芸術系のことを楽しんでみるなど仕事とは違うことをするのは、思ったほどには疲れませんし、長続きします。

そういったことをしていると仕事につながるアイデアが浮かぶこともあります。また家族と過ごす時間をつくるのもよいでしょう。家族と向き合う時間が自分の成長にもつながります。家庭が明るければ仕事での疲れも癒されるでしょう。

ひとはスイッチが入ったままだと壊れるのも早くなります。きちんとオンとオフをつくることで、生活のバランスもとれます。燃えつきないためには仕事以外の時間を作ることが大切です。

燃えつきる人は、自分に厳しい人、完璧を求める人がなりやすい傾向があります。できていることよりもできていないことが気になってしまうタイプのひとも注意が必要です。物事は、出来ないことの方が圧倒的に多いのです。努力すればすべてのことができるわけではありません。

できないことよりも、できたことを喜びましょう。自分に厳しい人は、他人にも厳しくなります。他人は、コントロールできないと思いましょう。ハードルを上げ過ぎて無理をしないことです。

できないものは、できなくてもよいと思えるようにしょう。責任感が強すぎるとできないのも自分のせいだと考えてしまいがちですが、自分を責めることはありません。きちんと仕事に取り組むのと、無理をして仕事に取り組むことは違うことを理解しましょう。

その他には、食生活や睡眠時間に気を配る習慣を身に着けてください。バランスの取れた食生活を維持して、睡眠時間を削らないようしましょう。生活が崩れると、体調にも影響が出ます。コンディションを常に意識していれば、多少の無理はこなせます。

コンディションが悪くなると無理がききませんから、そういうときに無理をするのが一番ダメです。コンディションの管理は、バランスの取れた食生活と毎日きちんと睡眠時間をとることです。多少でも無理をしたいのなら、しっかりと体調の管理にも気を使いましょう。

男性上司が部下の女性とうまく仕事ができないと悩むときには?

保険の営業所長や、店舗の店長など女性の多い職場のなかで管理職として勤務する経験があった人で、女性の部下で苦労したことがあるひとは多いでしょう。

女性は、明らかに男性とは違う特性を持っています。基本は同じ人間だからという考えは捨てたほうがよいでしょう。男性の部下に通じた方法が通じないのが当たり前です。女性は、男性とは別の生き物だと思うくらいでちょうどよいのかもしれません。

それでは、女性はどのような特性を持っているのでしょうか。

・上司の言うことよりも、まわりの同性からの評価を気にする。
・自分だけ目立つことは嫌がる
・出世などの上昇志向はあまりない
・管理したりされたりするよりも仲良くやる方を好む
・競争よりも和を好む
・気分で態度が変わる

このことからもわかりますが、上司だから言うことをきくという感覚は、女性には無いと思ったほうが良いかもしれません。むしろその人との人間関係や人間性を重視する傾向があります。

男性なら上司による勤務評価を気にしたりしますが、女性は、もともと出世意欲が低いため、上司という権威は小さくなっています。権威ではなく、人格や人間性、もしくはその人との人間関係で従ってもらわなければならないので骨が折れます。

一方的に命令すると反発を受けて、上司が孤立してしまうケースもあります。女性は、仲間意識が強いので、まとまりやすく集団で反抗してくるときもあり、こうなるとお手上げで上司の管理手腕が問われることにもなります。

女性の部下と接するときに効果がありそうな方法について取り上げていきます。

負けるが勝ちという言葉がありますが、女性には、あえて負けておく方がよい場合もあります。負けることで相手が気持ちよく仕事をするように仕向けるのです。ここは、あなたの主張をのむけれど、そのかわり、ここはやってねという感じでしょうか。

正面から争って負かしても、いつまでも根に持たれます。むしろ争わない姿勢も大事です。要は、最終的に自分の思ったような行動をとってもらうことが目的なのですから。目的を達成するためには、あえて引けるところは引いてしまうことも大事なことです。いったんは、ひっこめても、何度でも言い続けることです。

人間関係を築く努力も必要です。声をかけたりして、まめなコミュニケーションが取れていれば、仕事もスムーズにはかどります。そのときに、公平に声をかけることが大切です。女性は、えこひいきを嫌います。そういう気持ちは全くなくとも、そう取られる可能性のある行動はやめましょう。後で痛い目にあいます。

女性の中で、影響力の強い人がいる場合には、その人を中心にまとめるほうがうまくいくことがあります。自分が中心となるのではなく、女性のなかで影響力の強い人をリーダーにするのです。ただしこの場合には、女性リーダーとの関係がしっかりしていないと、例えば上司が異動で替わった場合などには、逆効果になるケースもあります。

男性の部下も女性の部下も、同じ人間がいない以上、また組み合わせも無限にありますので、チームの数だけ最適なリーダシップのスタイルもあるはずです。これでベストというのもありません。苦労して身に着けた方法が、異動した先では全く役に立たないことも珍しくありません。実践して、試行錯誤して身に着けていく方法しかないと思います。お互いに頑張りましょう。

落ち込むなというのが無理、人事異動で左遷・降格されたときには

わたしが、初めて降格されたときは、最初に聞いたときには、そうでもなかったのですが、徐々にダメージが蓄積する感じで、一時はかなり落ち込みました。新しく辞令の出た職場も決して行きたいところではなかったため、ひとりになるとため息ばかりついていました。

時間があると、考えてもどうしようもないこと(例えば降格された理由)を、考えてしまいます。またこの人事を決めた人を、悪く考えている自分に気づくと慌ててその考えを消していました。どうしても、自分は悪くない、こうなったのは、自分以外のせいだと思いたいのです。

やはり、サラリーマンにとって人事は大きなウエイトを占めているということを思い知りましたし、人事権を持っている人間には、勝てないと思います。所詮使われている人間です。自分の代わりになる人材はたくさんいるのです。

左遷や降格などは会社では話しにくい内容です。そのため、正直に家族に話し、この状態を続けないためにも一人で悩みを抱え込まないことです。家族や、会社と関係ない友人がいればその人達と話すことです。わたしも自分が気にするほどには、家族は気にしていないことがわかり安心しました。悩みは誰かと共有するだけで減ります。

降格や左遷は長いサラリーマン人生で一度も経験しない方が珍しいくらいの気持ちでいた方がよいと思います。それにリストラされるわけではないので一気に生活に困る訳でもありません。また降格、左遷されても給料の額は、たいして変わらない人もいます。

ただ気を付けたのは、新しい職場で気落ちした様子を見せないことでした。それは、新しい職場を以前の職場より低く見ることにつながり、今の職場の人たちにとても失礼な態度だと思ったからです。そして以前のようには、休日出勤や、残業は、極力しないけれど、時間内は、手を抜かず今までに比べても濃い時間を過ごすように心がけました。

プライベートの時間と仕事の時間が、以前はあいまいで仕事を家ですることも多かったのですが、これを機にすっぱりと止めました。休日も、新しいことをはじめて、休日の生活は、依然と比べてかえって充実しています。

むしろ、左遷や降格で、今までよりも仕事以外で自分の自由になる時間が増える人は多いのではないでしょうか。せっかくの機会ですので、人生を設計しなおすよいタイミングをもらったと思って、仕事中心の生活スタイルを見直すことをお勧めします。

ただのんびり過ごすのではなく、この機会に何かを始めることです。思い切った変化があるとよいですね。今までの日常の延長ぐらいだと変わらないと思います。また、今までのやり方を反省して、もう一度会社でやり直して這い上がるのもひとつの選択です。自分の選んだ道を歩んでください。

ここで終わりではありません。まだ先は長いのです。しっかりとした目標をもって過ごしていきましょう。いずれにしろ空いた時間をどう使うかで左遷・降格後の人生が決まるはずです。使い方次第でいくらでもその後の人生をプラスに変換できるはずです。あなたがやりたいことにチャレンジしてください。

どうしても取引先、お客様が好きになれないときの対処法

社内の関係ではなくて、社外との関係がうまくいかないときもストレスになります。社外との関係がメインの会社や職種も多いです。そのような場合は、多くの場合は、社内的には、同じ苦労をしている者同士の連帯感が生まれやすく、社内の人間関係も問題は少ないようです。

例えば店舗で働く従業員なら不特定多数のお客様を相手にしなければならない場合もありますし、お得意様のように特定のお客様を相手にする場合もあります。営業で外回りする場合いも同様です。飛び込みで回ることが中心の仕事もあれば、固定客を中心として回る仕事もあります。

いずれにしろ、営業や店舗販売では、お客様や取引先の担当者が嫌いで顔を見るのもいやだと、仕事は辛くなります。そういう人の人数が多いとなおさらです。この仕事が自分に合わないのでは思うようになります。

お取引先や、お客様は上から目線で物を言います。それは当たり前のことですが、ときには、「そうはおっしゃいますが」と言いたくなることも結構あります。言ってみたこともありますが、それで相手が納得するわけではなく、かえってこじれることになりました。

お客様や取引先のことが嫌いになったときで一番多いのがクレームを受けたときではないでしょうか。わたしは、クレームを受けたときには、胃が痛くなりました。多いときには一週間に数件うけることもありました。

それでも、経験を重ねるうちに、あるときを境にクレームの対応にも自信が付いてきました。それと同時にお客様に対する恐怖心もなくなってきたように思います。きっかけは、お客様の立場にたって物事を考えるようにしたことです。

言葉にするとなんだか当たりまえすぎるのですが、効果は大きかったです。無意識のうちにクレームを受けると自分の立場で説明してしまいます。自分は悪くないと誰しもが思っていますので、当然そうなります。相手にしてみれば、じゃあお前が悪くないのなら俺が悪いのかとなってしまいます。

相手の立場になってよく考えると、そのひとが困っていることが実感としてわかります。一度自分が相手の立場になりきって、もしも自分が同じ経験をしたらどう感じるか考えるとよいと思います。そうすると相手が何をしてほしいのかがわかるようになります。

相手の立場に立つと、自然と謝ることもできるようになります。それが自分の立場で説明すると、相手が何をしてほしいのかわからず機械的に対応してしまうことがあります。そのずれが相手の不満をさらに大きくします。

相手の気持ちが、わかるようになるには、一度自分の立場から離れる必要があります。そして相手の立場になりきって物事を考えると、自然とどうすればよいのかがわかってくるということに気づきました。そうなるとクレームは、ほぼ解決したと同じです。こじれることも少なくなってきます。

クレーム以外も同じことが言えるのではないでしょうか。取引先やお客様は、基本的に自分たちとは立場が異なります。その立場にたって物事を提案したり、話し合ったりすることができれば、必ずよい関係が気づけるようなると思います。

どうしても合わない!苦手な同僚と一緒に仕事をするときの対処法

苦手な同僚と聞いてあなたなら誰を思い浮かべますか。普段の生活なら苦手な人とは接しないようにすればよいのですが、仕事での組み合わせで、ペアで行動しなければならない状況だとか、どうしても一緒に仕事をしなければならない人とうまくいかないときはありませんか。

自分は、一生懸命仕事をしているのに、隣にいる同僚は、一生懸命仕事をしているようにはどうしても見えない。それなのに自分の仕事の量は、増えるばかり、これっておかしくない!という気持ちになった人もいるのではないでしょうか。

自分は、仕事だから手を抜かずにきっちりやっている。でも隣の同僚は、家族の話や、どうでもいい話をしているだけでひまそうなのに、手伝わないだけならまだしも、遅れた仕事のフォローまでこちらに回ってくる。なんとかして!という状況はありませんか。

こんなときには、本当は上司がきちんと見ていてしっかりと指示を出してほしいのに、上司は、よく見もしないで、私の方にさらに仕事を回してくるのでよけい忙しくなってしまう。仕事が忙しい人ほど、忙しくなって、暇な人はますます暇になる。これで同じ給料では割が合わない!

仕事ができる人ほど、そう思った経験は多いはずです。上司も、急ぎの仕事などは、仕事ができない人よりできる人にやってもらった方がよいため、優秀な人ほど仕事が集中してしまう傾向があります。できない人には、仕事もまわってこないためますます暇になっていきます。そのため仕事を振ってくる上司に対しても、仕事のできない暇な人に対してもイライラが増えていきます。

でもイライラするぶん仕事の能率も落ちるし、よいことはありません。イライラすることはやめましょう。無駄なエネルギーです。

まず、視界から暇そうな人をシャットダウンします。目の前の仕事に集中します。存在しないことにしてしまうのです。意外と効果があって、初めからいないと思えば腹も立ちません。いると思うから、腹も立つしイライラしてしまうのです。全く自分の仕事には関係ない人だと思うようにしましょう。

そのうえで今の仕事に集中しましょう。終わりそうにはない仕事を、無理して終わらせようとするから焦って苛立ちます。上司は、意外にしっかりと見てくれているものです。あなたの仕事量が多くできないかもしれないと思っていても、つい仕事量を増やしていることにうすうす感づいているのです。できなくても仕方がないことはわかっています。だから無理して終わらせようと頑張りすぎて回りに対して余計なエネルギーを使わないことです。

自分のスキルや、経験を上げるために仕事に取り組んでいると思えれば、逆にとなりの暇な人よりも充実した時間を送ることができていると思えてきます。仕事の意義を給料ではなく自分の成長に変えることができれば、結果として現状に対する不満も少なくなくなっていきます。

自分の意識を変えることで、苦手な同僚にイラつくこともなく仕事に取り組めるようになっていくと思います。

部下が自分のいうことを聞かない!悩んだときの対処法

部下が自分のいうことを聞いてくれない。指示しても反発ばかり受けるなど上司の部下に対する持つ悩みはつきません。特に個人ではなく、集団で反発されると上司といえども結構追い込まれてしまいます。

わたしもかつて、部下の女性群に反発を受けて、私の上司にあの人のやり方はおかしいと直訴されたことが何回かあります。そのときは、正直なところリーダシップにも自信が持てず会社に行くのもつらかったことを覚えています。

同じような状況で、うつ病になった人も知っています。すべての上司が、リーダシップの素養に恵まれているわけではなく、むしろそのような素養に恵まれない人でも上司として仕事をおこなうことが求められることのほうが多い気がしています。

そのため、回りから求められる期待と自分の実力差が大きいと、会社に行くのも嫌になってしまい、仕事が辛くなっていくのでしょう。責任感の強い人ほど追い込まれていくことがあります。

部下は、上司のいうことならだれのいうことでも聞くわけではありません。しっかりと対応をわけています。あのひとの言うことは聞くけれども、このひとの言うことは嫌だよと。では上司の何が違うのでしょうか。

私の経験でも、優秀な部下ほど、文句多く、素直な部下ほど、仕事ができない傾向がありました。優秀な部下でもいうことを聞かなければ切り捨てるといった態度で臨んだこともありますが、エネルギーばかりを消耗していた気がします。今なら別の対応をとるでしょう。

部下が、自分と同じ価値観で行動してくれるのがベストです。しかし個人の価値観は多様化していますし、世代によっても大きく変わってきています。以前は、仕事はこういうものだと押し付けることもありましたが、最近は、相手の価値観を尊重するようになってきました。年を取ったので丸くなったのかもしれませんね。

そのなかで、最近も思ったのですが、「部下とは争わない、勝たない」ということです。指示をだしてもその通りにはならないことがあります。なかには、はっきりとできませんといってくる強者もいます。

そこで強制すれば、相手と全面対決することになります。上司ですから強制してでもやらせることができます。かつての自分がそうでした。ただし、部下と対決して勝ったところで何の意味があるのでしょうか。価値観の違いが変わるとも思えません。むしろ溝が深まるだけだと思います。

むしろ負けても良いと思うことの方が大事な気がします。その場は、相手に勝を譲ってもいい、むしろ最終的に、こちらの思う結果が残せればいいと思うようになりました。イソップ童話の太陽と北風ではありませんが、そのように考えが変わってくることで、エネルギーの消耗も減ってきたようです。

部下が自分の言うことを聞いてくれないと悩んでいて、仕事に行くのが辛い人は、今までの部下との関係を変化させるようにしてみてください。以前の私のように、多少強引に管理していくタイプの人は、相手に勝ちを譲るぐらいでちょうどいいかもしれません。また逆に、管理が弱く組織がバラバラになっているのなら、ときには正面から勝ちに行くことも必要でしょう。強制していくことが組織に程よい緊張感を与えることもあります。

職場の上司とそりがあわないときにはどうしたらいいの?

職場の人間関係で一番大切な人物は、上司との関係を上げる人も多いのではないでしょうか。上司とそりがあわず、うまくいかないときの対処法について考えていきたいと思います。

上司との関係の辛いところは、普段の人間関係と違い、そりがあわないからといって無視したり、軽く扱ったりできないところです。関係がうまくいかないと、人事権を持っている上司の場合には、降格されたり、意にそぐわない職場へ移動されたり、評価や人事で悪影響を受けることがあります。

上司とうまくいっていないと感じているときは、相手も同じ感情を持っていると思ってほぼ間違いないでしょう。こちらの態度は隠していても自然と伝わってしまうものです。普段の会話や、態度は自分の心を映し出しています。

うまくやっているつもりでも、人事や、評価で知らされることがあります。普段の同僚との会話にも注意が必要なくらいです。つい言葉に出してしまうことがありますが、こちらが思っている以上に、まわりまわって伝わっていくものです。

普段から、言動には注意するようにしたいものです。本当は嫌いでも、決して悟られないように十分な注意を払い、相手に合わせる必要があります。

そうはいっても、相手に合わせることに抵抗を感じる人もいるはずです。うまく相手に合わせることができたら、そもそも上司との関係が問題となることもありません。そういうことが、簡単にできないから問題なのです。

自分の実力に自信のある人なら、他の人より抜きんでた仕事の実績で認めてもらう手もあります。これが一番理想ですが、危険もあります。あいつは、気に入らないけど仕事はできると上司が思えば、それなりに大事にしてくれる可能性があります。

仕事ができる部下は、多少扱いにくくても、手放したくないからです。上司の成績にもかかわるので自分にとって利益があるあいだは、多少のことは大目に見てくれるはずです。

しかし、ほったらかしにされて、何かあったときには責任を取らされる。二階に登らせて梯子をはずすようなことが起こりやすいのもこの状況です。本質的には、好かれていないのですから、足を引っ張る原因があれば、そのときには今までのようにはいかないしょう。

多くの人は、実力で認めさせることができる程の力はありません。また自分の実力を客観視できる人も少なく、本来の実力は自分が思っている7掛けくらいです。そのため多くの人にとっては、上司に合わせて、自己主張を抑えることが、うまくやるための解決法になります。

どんな場合でも相手を変えることはできないと思ってください。自分が変わるのが確実です。よく考えればわかりますが、部下のために自分の考えや行動を変える上司は、ほとんどいないと思った方が良いでしょう。

だれしも自分は悪くないのにと思いがちです。まず行動を変えるには、考えを変える必要があります。上司とうまくやっている人の特徴は、報連相を欠かさないことはもちろんですがプライベートなことも含めてコミュニケーションが取れています。

上司は、その立場からいろんなプレッシャーやストレスを抱えています。ときには上司の立場、目線で物事をみることも必要です。自分がその立場だったらという視点で見ることで、今まで気づかなかったことがわかるようになってくるはずです。今まで、嫌いだった上司のことが少し好きになることもあるかもしれません。

copyright © it-is-hard-work.com